松本日中友好協会 会 長 相 澤 孝 夫
理事長 西 田 節 夫
1981年金蘇城参事官、南蓮荷参事官夫妻、藩淵清一等書記官3名が当協会設立発起人会に御臨席いただいてから35年になる。「中国駐日大使館と当協会との交流の歩み」を見るに当たり当協会と共に長い交流の歴史がある。とりわけ創立20周年記念式典には、武大偉駐日大使夫人毛婭平参事官が出席、「中国人留学生医療費補助事業実施」の功績により中国駐日大使館より感謝状が贈られた。さらに、日中国交正常化35周年記念事業として王毅駐日大使が来訪、折しも松本市制100周年に花を添える特別講演が行われた。2011年当協会創立30周年には2010年2月に着任した3代前の駐日大使を務めた武大偉前外務次官や、2代前の王毅現外務部長につながる知日派の程永華駐日大使を阿部守一長野県知事、菅谷昭松本市長の親書を携えて相澤孝夫会長・有賀正名誉会長・穂苅甲子男最高顧問他12名で駐日大使館を表敬訪問した。その際に2012年日中国交正常化40周年記念事業として日本の国花「桜」の記念植樹事業、2013年5月開催の当協会定期総会に松本市に来訪して下さることが合意に至った。2012年2月に幾多の調整の末、中国駐日大使館公邸庭園に4月に開花できる樹齢17年「信濃の一本桜・枝垂れ桜」並びに「松本城の藤の花」つぎ木5本、を植樹、どちらも松本城に縁が深いうえ、枝垂れ桜は長命な品種と知られるため「両国の末永い友好のシンボルに」との期待を込めての植樹である。「山辺の自然石碑」並びに県木白樺で説明札を設置する。4月に植樹の引渡し式典が行われ、毎年この時期になると当協会と駐日大使館員との交流の場として観桜会が開催される。長野県造園建設業協会の協力により一年に6月と2月の2回、アフターケアとして剪定・消毒・肥料作業に定期的に訪館している。翌年5月に程永華大使、汪婉参事官夫妻が来松し、基調講演、相澤病院の中国人医療研修生を激励視察、その後北アルプス上高地を散策、その際に上高地を中国の九寨溝に似ているところから「ミニ九寨溝」と命名された。中国における福島第一原発事故後長野県産農産物輸入解禁の要請の一環としてJA松本ハイランドより信州「まつもと」の畑から8月に西瓜、9月に葡萄、10月に信州米の新米、11月信州林檎を3年間「安心・安全」な農産物を駐日大使館にお届けすることが合意された。その席にて中国四川省雅安市地震災害義援金を一日でも早い復興を記念して渡すことが出来た。その後この交流を契機に汪婉参事官、韓志強公使、薛剣公使参事官が次々に来松し講演をして頂き、両国がより身近に感じることが出来るようになった。中国駐日大使館が毎年9月に開催される「新中国建国記念式典」、3月に開催される「国際婦人デー記念パーティー」の御招待を頂き出席、県日中が開催する夏の「キャンプ」、冬の「スキー」両交流会に駐日大使館の若い外交官を招待して交流を深めている。2015年9月には第2回日中友好秋季セミナーが中国駐日大使館より34名の外交官が参加され松本市で開催された。様々な事業を駐日大使館とともに行ってきている。中国大学生インターンシップ生の受入れ支援事業、2022年冬季五輪北京・河北省にて開催、1998年冬季五輪を開催経験のある長野県と河北省との地方間交流の共通認識によるより一層の交流促進、近年、松本歯科大学、並びに相澤病院が受け入れている研修生並びに医療交流促進についての支援、協力等を中国駐日大使館の指導、協力の下に実行されてきている。最近では第1回「山の日」記念全国大会8月10日開催、中国駐日大使館員の出席依頼、2020年東京五輪の際の中国の皆様をお迎えするホストタウン構想の協力依頼、等々、当協会が創立1981年以降、中国は日進月歩の変化があり、今や世界のGDPの13%を占める経済大国になった。現在の日中両国は、それぞれ世界第3と第2の経済力を持つ国である。この新時代にふさわしい、互恵・ウインウインという新たな関係をしっかりと築いていくことが、重要であると認識している。故に中国駐日大使館との交流を深め、一層の支援、指導を期待いたしているところである。
「長相知、才能不相疑、不相疑、才能長相知」
中华人民共和国驻日本大使馆和松本日中友好协会的交流
松本日中友好协会会长 相泽孝夫
理事长 西田节夫
1981年金苏城参事官、南莲荷参事官夫妇,还有潘渊清一等书记官三人参加了当时日中友好协会成立大会,如今已经有了35个年头。从中国驻日本大使馆和我协会交流历程看,它与我协会拥有共同的长期交流的历史行程。尤其是在成立20周年纪念大会上,武大伟驻日大使及夫人毛娅平参事官出席大会,同时中国驻日大使馆因为我协会实施了中国留学生医疗费补助事业而所取得的成就送来了感谢信。作为日中两国邦交正常化35周年纪念活动,王毅驻日大使访问了松本。同时锦上添花为了庆祝松本市市政实施一百周年,举行了特别演讲。为了迎接2011年我协会成立30周年,相泽孝夫会长,有贺正名誉会长,穗甲子男最高顾问等12名成员带着阿部守一长野知事,菅谷昭松本市长的亲笔信,访问了程永华驻日大使。程永华驻日大使与前前任驻日大使武大伟前外交部副部长和前任驻日大使王毅外交部长一样,都是知日派。访问之时双方达成一致协议,为了纪念2012年的日中两国邦交正常化40周年,种植日本国花—樱花亦为纪念,同时邀请在2013年5月举行的我协会定期大会时访问松本。2012年2月,经过多次协调,我们在中国驻日大使馆公邸庭院内种植了4月份可以开花的树龄有十七年的“信浓一棵樱花树・枝垂形樱花”,种植了5棵松本城的藤花树。这些树都是和松本城有着深刻的渊源,枝垂形樱花是众所周知的长寿形品种,是带着对两国永远有好的期待而种植的。还有,树立了松本山边地区的自然石碑和长野县产的白桦树木做的说明牌。当年4月份举行了植树交接仪式。每年4月,我协会与驻日大使馆以此作为交流场所举行观樱会。在长野造园建设业协会的协助下,每年的二月和六月定期访问大使馆,实施检定消毒施肥等作业。2013年5月程永华大使汪婉参事官夫妻来松本做了演讲,并视察了相泽病院的中国人医疗研修生工作,参观了北阿尔匹斯山的上高地。因为上高地和中国的九寨沟非常相似,程永华大使命名了上高地为小九寨沟。福岛第一核电站泄漏事故后,作为要求中国解除对长野县农产品出口的禁令的工作之一,经由JA松本高原农业协同组合,与中国大使馆签订了三年的松本农产品供应协定。向中国大使馆提供安心安全的松本出产的八月的西瓜,九月的葡萄,十月的信州新米,十一月的信州苹果。同时,我们也怀着中国四川省雅安市地震灾后早日复兴的愿望,捐献了援助金。从那之后,以此交流为契机,汪婉参事官、韩志强公使、薛剑公使参事官陆陆续续来松本进行演讲,两国之间的关系更加亲近了。中国驻日大使馆每年九月举办新中国建国纪念庆典,三月份举办纪念国际妇女节宴会的时候,我们都会受邀出席。长野县日中友好协会举办的夏季野营和冬季滑雪之际,都会招待驻日大使馆的年青外交官,加深交流。2015年9月,我协会举办了第二届日中友好秋季研讨会,中国驻日大使馆三十四名外交官来松本参加了这次研讨会。在驻日大使馆也举行了各种各样的活动。我们还开展了中国大学生来日交流的事业。2022年在北京和河北省将举行冬季奥运会,因为长野拥有1998年举办冬季奥运会的经验,这些更进一步地促进了长野县与河北省地方间的交流。近年来,松本齿科大学和相泽医院为了促进医疗交流,在中国驻日大使馆的指导帮助下实施了接受研修生的事业。最近, 8月10日我们要举办第一届纪念“山之日”全国大会,已经邀请了中国驻日大使馆工作人员出席。在2020年东京奥运会举办之际,希望中国驻日大使馆为我们作为东道主,欢迎中国客人的来访提供帮助。我协会创立于1981年以来,随着中国日新月异的进步,现在已经成了占有全世界经济百分之十三的经济大国。现在日中两国已经成为了世界第三和第二的世界经济大国,与这新时代相适应,我们要扎扎实实地建立起互惠双赢的新边关系,这是是非常重要的。因此,我协会要加深与中国驻日大使馆的交流,期待得到更多的支援和指导。
长相知才能不相疑,不相疑才能长相知。