5月9日の定期総会において承認可決された当会事業計画です。
平成24年度事業計画
本年は、日本と中国の国交が正常化して40年目の年です。両国間には2千年以上の友好の歴史が存在しており、人事・文化・経済関係など世界史の中で際だっております。一方近代史の一時期約半世紀の間、両国は敵対と戦争という負の歴史を持っています。これは私達にとって忘れてはならないことです。
この期におよんで正しい歴史認識を持ち、「一衣帯水」「世々代々」「子々孫々」の友好という当協会創立時に先輩諸兄の熱い思いをもう一度認識したいと思います。
さらに国交正常化40周年の今年は「日中国民交流友好年」とされています。活発な事業を展開し、県や市との協力関係を強め各友好団体との協力を深めていきたいものです。
友好都市卓球交歓大会を成功させましょう。青少年スポーツ交流をはじめとして中国からの観光客誘致にも協力し、郷土のPRに寄与していきたいと思います。
アジアと世界の平和に役立つ日中友好事業を強化発展させ、組織の拡充に努めると同時に新しい企画のもと、生き生きとした協会の活性化に努め会員各位のより一層の奮闘を期待します。
今年度の活動方針は次の通りです。
1, 日中国交正常化40周年事業
① 中国駐日大使館記念植樹引渡し式(4月)
② 第13回日中友好交流会議参加 (5月)
③ 日中教育者シンポジウム開催 (7月)
④ 友好都市中学生卓球交歓大会 (8月)
⑤ 中国大学生インターンシップ受入れへの協力(4月~7月)
2, 友好・親善交流都市との相互交流
① 廊坊市・葫蘆島市への訪問団の派遣(10月)
(「松本市海外都市交流委員会」)
② 中国訪日団の受け入れ
3, 留学生、研修生、実習生、中国帰国者、在日中国人との交流促進と支援
4, 会員の増強と相互交流
① 春節祝の会の開催
② 文化、経済、歴史等学習教養講座の開催と運営
イ、 愛新覚羅書画展
ロ、 中国駐日大使館、中国国際放送局日本語部による時局講演会
5, 公益社団法人日本中国友好協会、長野県日中友好協会その他日中友好交流団体の事業への積極的な協力、支援
① 友好キャンプ、スキー(県協会)への協力
② 関係友好団体との協力
関係友好団体との連絡協調をはかり、裾野の拡大と身近な活動の展開を図る
イ、 松本市海外都市交流委員会
ロ、 長野県北京放送を聞く会
ハ、 信州葫蘆島友の会
ニ、 川島芳子を偲ぶ会
ホ、 中国帰国者家族会
ヘ、 中国語を学ぶ会連絡会
ト、 長野ラジオ孔子学堂
チ、 東方文化交流協会
リ、 その他友好、交流事業への後援協賛支援
6, 未来に向けて新しい日中友好、交流活動の模索
① 特に青少年交流への協力、支援
中国との友好、姉妹提携小中学校への積極的な協力、支援
② 松本広域地区への日中友好交流拡大への模索
③ 中国駐日大使館、中日友好協会、中国対外友好協会、中国国際放送局、長野ラジオ孔子学堂と発展的な交流の実施
7, 多彩な相互交流
① 日中経済医療交流の推進また青少年交流、高校生修学交流の促進に努める。特に高校生授業に中国語教育の取り組みが出来るよう支援、協力する。
② 本県と歴史的に関わりの深い中国東北地区との交流を促進する。
以 上