2020年7月15日水曜日

7.13 小原理事長就任あいさつ

          小原理事長就任あいさつ
                         2020.7.13ホテルブエナビスタ



 只今、松本日中友好協会の理事長に就任しましたが、その、重責の重さに、
新ためて、身が引き締まる思いであります。
                                                             
 私が、中国との係りをもったのは、今から48年前の1972年・昭和47年に
さかのぼります。
この年の9月27日、田中角栄首相と、周恩来首相が、北京において、日中国交正常化の共同声明がありました。
 そして、この年の11月に、国交正常化を記念して、中国の卓球選手団が日本に
派遣されることになり、松本市の旧県営体育館で、中国の選手団28人を迎え、
日中交歓卓球大会が開かれました。
当時、高校3年生だった私は、地元の代表選手として、中国の選手と対戦することが
できました。
試合結果ですが、中国を代表する選手には、まったく歯がたちませんでした。
この大会以降、日中国交正常化を記念して、5年ごとに、北京において、
日中友好都市卓球交歓大会が、開かれています。
この大会に、私は、選手・役員として、5回参加させていただきました。
その中で、1972年に、松本に来た、中国選手と出会い、友好を深めることもできました。
 ピンポン外交が叫ばれていた当時、歴史的な、出来事の中に、私も置かれていたと思うと、
胸が熱くなります。
 日中国交正常化に奔走した諸先輩方、日中友好卓球大会を初めて開催して下さった
諸先輩方、日中国交正常のために、井戸を掘ってくださった 先人の方々を忘れることなく、
 今後の、松本日中友好協会の運営にあたっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。