2017年5月9日火曜日

5.9 平成29年度松本日中友好協会総会 交流会

 平成29年度松本日中友好協会の定期総会が去る5月9日に開かれ、滞りなく議事も無事可決され、今年度の事業が始まりました。
 引き続き、国交正常化記念講演として、中国駐日大使館 文化部陳参事官による講演会が開かれました。「日中文化交流及びその最新事情」という演題で、文化交流を通じ日中友好の民から官を動かす流れを互いに作ることを改めて強調されました。
漢字に言及され、和製造語による漢字が中国に逆輸入されるなど、漢字を通じての交流も盛んになっている点、またインバウンドにより中国の観光客が大量にこの数年日本を旅行し、SNSを通じて日本の良さを中国に伝えている点などにも注目。日本の観光客もぜひ中国に積極的に来てほしいと訴えられました。アジアでのオリンピック開催が続くので、スポーツ交流も期待しているとのことです。(詳しくは全文掲載記事を参照ください)
第3部に交流懇親会を行い、参加者の懇親をはかりました。

相澤孝夫会長のご挨拶
陳諍参事官の諍という漢字は中国ではプラスイメージの文字で、諍友という言葉の示す通り、お互いになんでも言い合える間柄になることが大事と。

ご来賓の松本市長代理松本市政策部長山内亮様の祝辞
長野県日中友好協会理事長西堀正司様
安曇野日中友好協会事務局長 中村治幸様
創価学会総長野長 中野千寛様
長野県華僑総会会長 王昌勝様
松本歯科大矢ヶ崎雅理事長代理 酒井康成様の中締め万歳三唱で締めました。
西田理事長 陳参事官 相澤会長 王才旦一等書記官
諍参事官、王一等書記官、母袋上田市長、山本長野県地域振興副局長、
山嵜建造協会長、他松本日中の皆様と (写真:上田市提供)
翌日陳参事官、王一等書記官一行は2020年東京五輪・パラリンピックに参加する海外の選手らと地域住民の交流を進める国の「ホストタウン」構想、中国を相手国とする上田市を訪問、大河ドラマ「真田丸」の舞台真田幸村公ゆかりの地上田城を散策、その後母袋創一上田市長を表敬訪問致し会談され新幹線で帰京されました。

陳諍参事官講演会「日中文化交流及びその最新事情」















5.9 平成29年度定期総会 相澤会長挨拶









2017年4月10日月曜日

4.6 第6回観桜会 2.歓迎交流昼食会 中国駐日大使館本館


1000年も毎年咲き続けるという信濃の一本桜、枝垂れ桜
日中友好を願い今年も美しく咲きました。


程永華駐日本大使は今回の観桜会に参集された皆様に歓迎の意を表しました。また、阿部守一長野県知事をはじめ、長野県で友好活動に励んできた各中日友好団体の活動を賞賛し、感謝の意を表されました。長野県は1998年に冬季五輪を主催した経験を活かして、日本と中国間で展開したスポーツ交流や、経済交流、人員交流などの分野で実のある友好協力が進められてきたことに対し、高く評価していただきました。
程永華駐日本大使
長野県の中島恵理副知事は、お互いに「顔の見える関係作りが大事だ」と強調し、今後も青少年交流、スポーツ交流などの民間交流をより一層盛んに行っていく意向を表明されました。
また、大使館に植えられた寿命が長い枝垂桜のように、双方の交流が進み、美しい花を咲かせたいと笑顔で述べられました。
長野県中島恵理副知事
松本市出身の(公社法)日本中国友好協会村岡久平名誉副会長のご発声で乾杯!



熱心にご来場の皆様と懇談される汪婉参事官
会場ではなごやかに皆で友好を語り合い、親交を深めました。
記念品を贈呈する母袋創一上田市長
 足立正則飯山市長より
 宮澤宗弘安曇野市長より
 長野県造園建設業協会より
 創価学会清水重臣副会長(信越総合長)より
最後に西田節夫理事長が答礼のご挨拶をされました。大使館とのこれまでの交流を振り返り、感謝の意を表するとともに、今後の官民一体の交流促進、次世代を担う後継者の育成の重要さを改めて強調されました。
(写真文責:高山浩一)